なかなか発展しない!
どうして想いが届かないんだろう!

そう感じたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
実際なかなか相手が自分の想いに気付いてくれないというのはよくあります。
最近では草食系の男子も増えているのでアピールしてもなかなか発展しないというケースは多いでしょう。
実は陥りがちな恋愛の落とし穴があるので思うように発展しない、恋仲になれないという方は是非参考にしてみてください。
恋愛心理学視点で考えてみる
恋愛心理学的の視点で見ると分かる事もあります。
まず、片思いとは行為が一方通行状態にあることを指します。
片思いが続くという事は「認知的不協和」の可能性があります。
認知的不協和とは
人間は自分の行動と態度に矛盾生まれるとその状況に不快感を覚えるため自然とそれを解消しようとすること
例題
志保さん(仮名)はあきらさん(仮名)が好きですがあきらさんは志保さんに興味がない。にもかかわらず志保さんは「あきらさんも自分に少しは関心を持っているかも」と思うことで不協和を軽減しようとする。
この認知的不協和で片思いになってしまっている場合があります。
その恋は本当に片思いなのでしょうか。
もしかすると認知的不協和の可能性もあるのではないでしょうか。
今一度考えても良いかもしれません。
ザイアンス効果について
ザイアンス効果と言われても聞いたことが無いという方は多いでしょう。
こちら別名が単純接触効果と言います。
単純接触効果というのは占いの世界ではよく聞く言葉です。
単純接触効果とは?
人間は同じ人物と何度も繰り返し接触すると好意を持つようになるというものです。
例題
恵美さん(仮名)が同じ大学のつよしさん(仮名)と毎日顔を合わせます。最初はあいさつ程度でしたがその内話をするようになり、やがてつよしさんの好意を持ちますがつよしさんに対して同じ感情を持つとは限りません。
逆に相手が積極的に距離を取ることでむしろ逆効果になることもあります。
同じ環境に居合わせる相手ほど単純接触効果は発揮されます。
あなたの片思いは単純接触効果によるもので相手は気持ちが無いという可能性もあるのではないでしょうか。
恋愛回避型のアタッチメント・スタイル
人の愛着には以下のような形があるとされています。
・回避型
・不安型
・安定型
回避型の方は親密な関係を避ける傾向あります。
好かれていても距離を保とうとするそうです。
例題
信二さん(仮名)が景子さん(仮名)に惹かれているが、信二さんが恋愛回避型のため恋愛という関係に進展しないというケースがあります。
このように恋愛心理学視点で見るとその原因が分かってくるかもしれません。
社会心理学視点で考えてみる
社会心理学視点で見ると以下のような可能性も考えられます。
人間は自分の価値を他者と比べる事により自信を持ったり、不安を感じたりします。
恋愛市場でも同様に自分の恋愛的価値を相手と比較してしまうと「相手にふさわしくない」と考えてしまう方もいるので行動に移せなくなることがあります。
お相手が自分とは釣り合わないと考えてしまい好意には気が付いているが発展しない原因にもなります。
好意の返報性
好意の返報性というものがあります。
好意の返報性とは?
人は好意を示されることで相手に好意を返す傾向があるというもの
簡単に説明すると好きと言われると自分も好きになってしまうという事です。
例題
加奈さん(仮名)が正輝さん(仮名)に好意を持って積極的にアプローチするが、正輝さんは加奈さんを友人と見ているなら好意の返報性は発生しないので恋愛には進展しないという場合もあります。
社会的制約と文化的要因
恋愛の進展については文化的背景や社会的制約も関係するとされています。
現在の日本は「奥手男性」が多いことから恋愛アプローチが消極的になる傾向がある。さらに家族・職場の人間関係が恋愛進展を妨げることも十分あります。
このような社会心理学視点から分析することで恋愛に発展しない理由を探ることができるでしょう。
皆さんはどれに当てはまると感じましたか?
本来であれば問題なく恋愛に発展すると思っていた方も上記のような理由でうまくいかない可能性があります。
では具体的にはどうすればいいのか?
そちらについては次回の記事でお答えしていきますので更新まで少々お待ちください。
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