占いとカウンセリングですが、相談したいと思っている方はそれぞれ多いと言われています。
しかし、占いとカウンセリングはどちらがいいのか迷ってしまうこともあると思います。
相談をしてもらいたい…と思っている時に、占いもカウンセリングもそれぞれとても役立つものです。
そこで、占いとカウンセリングの違いについて詳しく見ていきましょう。
心理の専門であるかどうかの違い
占いとカウンセリングの最も大きな違いが「心理学の専門家であるかどうか」という点です。
カウンセラーは、人の心の状態を改善するというプロの専門家となります。
一方で占い師は、人の悩みの相談に乗り、心を癒やす効果はありますが、心の状態を改善すること自体が仕事ではありません。
占い師は、統計学を元に占術を使って鑑定を行います。
そして、その結果をアドバイスすることによって、人の心を癒やします。
悩んでいた方が、未来を知ることが出来たり、答えを見つけることが出来て、結果的に癒やされることになります。
しかし、心理学とはまた別のものになります。
カウンセラーは心理士の資格を所持していることも多く、心理学について学んでいます。
いわば心理のプロですが、占い師は心理学を学んでいることはそれほど多くありません。
心理学の専門であるかどうかという点で、占い師とカウンセラーは大きく異なっています。
相談の過程の違い
カウンセリングは、相談に乗るその過程が、相談者の心を癒やすものであり、やり取り自体が意味を成すものとなります。
占いは、そのやり取り自体にはそれほど大きな意味はなく、最終的に鑑定結果を出すことが目的となっています。
この点での違いがあります。
カウンセリングの場合、ヒアリング、そしてカウンセリングの手法を使い、相談者がいかに話しやすくするかなどの心配りをしたり、心理学を使い、自分自身で答えを見つけ出す手助けをします。
一方で、占いはそうではなく、相談はあくまでも通過点であり、占術を使って、鑑定結果を導き出すために、相談者は、今までの経緯や知りたいことを相談することになります。
カウンセリングは、その過程を大切にする傾向が強いですが、占い師はやはり結果が大切となります。
どちらも心が癒やされることには違いがありませんが、過程に重きをおくかどうかというてんで 大きく異なっているのです。
アドバイスが禁止なカウンセリング
カウンセリングというのは基本的にはアドバイスが禁止となっています。
カウンセリングというのはあくまでも本人が「気づく」ということを待つことになります。
従って、有効なアドバイスを得られるのかといえば、そういったことはありません。
自分で答えを導き出さなければならないという側面があります。
しかし、これに対して、占いは違います。
占いの場合は、アドバイスがどんどん出来ます。
お告げのようなものもできますし、占い師によっては、少々きつい断定的なことも相談者に言うことが出来ます。
そして、相談者側からすると、アドバイスから、どう行動するべきなのかなども指示してもらうことが出来ます。
この点が非常に大きな違いとなっています。
人間は実はどっちつかずな状態が最も不安となってしまいますので、断言してもらえる占いのほうがしっくり来ることも多いです。
具体的なアドバイスを知りたいという場合には、カウンセリングは向いていないことが多いです。
医療機関でできるカウンセリングとそうでない占い
カウンセリングについては、医療機関などで、行われることが多く、スクールカウンセラーや、企業カウンセラーなど、心の病の方が受けることができる療法となっています。
しかし、占いはそうではありません。
実際に心の病ではなくても、ちょっとした不安だったり、気になることがあったり、恋愛や不倫の悩みなど、そういったちょっとした生活の悩みも相談をすることが出来ます。
カウンセリングとなると、まずは鬱の兆候がないかどうか、心療内科で診察を受ける必要が生じるケースもありますが、占いはそういった兆候がなくても、話を聞いてもらいたかったり、自分という人間を知りたくなった時なんかに気軽に利用できるのです。
利用できる際の敷居の低さなども占いとカウンセリングでは大きく違っています。
即効性のある占い
占いはカウンセリングと比較しても即効性があります。
たとえば、カウンセリングは、ほとんどの問題は自然解決が必要とも考えられています。
話を聞くだけという形、相談者を見守るだけのカウンセラーも実際に存在しています。
しかし、占いは鑑定をした上で、有効なアドバイスをもらったり、未来のことを指摘してもらうことが出来ます。
このため、即効性がありますし、性格や精神状態、運勢などを全て鑑定してもらうことが出来て、これからに生かすことが出来るのです。
一度の占いでさまざまなことを知ることが出来て、さらに有効なアドバイスを貰えますので、何度も繰り返す必要のあるカウンセリングとは違い、実はとても即効性があるのが大きなメリットです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「占いとカウンセリングの違い」についてご紹介させていただきました。
同じ「相手の悩みを聞く」職業であっても、詳しく掘り下げて考えてみると違う部分が多々あります。
自分にとって今必要なのは「占い」なのか「カウンセリング」なのか考えて相談してみましょう。
どちらが一概に良いとは言えませんが、自分に合っている方を選ぶのがベターだと思います!