飛鳥未明の連載コラム#13「私と算命学」

飛鳥未明の連載コラム#13「私と算命学」

昨年から、このコラムを担当させていただいて、一年になりました。今まで読んでくださった皆様ありがとうございます。
この場借りて厚くお礼を申し上げます。
さて、それに伴い、このコラムを見返したら、前回は「天中殺について」なのに、肝心の算命学が抜けている事にやっと気付きました。
ですので、今回は「私と算命学」について書かせていただきます。

今や、「運命創算術」という算命学から発展したコンテンツがあるほど自分にとってはメインになる占いですが、私が「算命学」を知ったのはタロットカードよりも後の事で占いの学校に通っていた時に進められたのが、きっかけでした。

ですから、基礎知識も全くなく、ただ懇親会の勢いで(先生、申し訳ございません。)受講する事になりました。
他の生徒たちは、既に他の学校に通っていた方々で多分、私だけが全くの初心者でした。
その為、最初は、十干十二支に出てくる漢字も全く分からず小学生が漢字を覚えるように紙に書いてお手洗いに貼っていました。

今は、自分で算命学を講座などで教えていますが、そのころはその文字さえも全くの状態でした。
ですから、その経験がある為に私の講座では文字を覚える事も求めないのです。ですから講座でも、なるべく「木・火・土・金・水」と言う表現で、もちろん、普段の鑑定も、その表現を使っています。

また算命学には色々な流派がありますが、私はなるべく五行を優先します。
ですから、それを基に性格や性質を占い、その性質の人がどんな事をしやすいかを占っていきます。
ですから、生年月日が分かればその人の顔形や性格も分かるのです。
当然、性格や性質が分かればその人に合った人も分かりますから、どんな方とご縁があるかも分かるのです。
もちろん、いつ出会うのかも出てきます。

今、巷では歩きスマホが問題となっていますが、人間は意識しないと気付くことができない生き物なのです。
確かに、特殊能力に長けている人はわざわざ見ようとしなくても気付く事はありますが、見ないと気付かないのが普通です。
ですから、算命学は予め「いつ」「どんな」と言う情報をお伝えする事で絶好の機会を受け取りやすくし、逆に避けたい事を避けやすくします。

前回の「天中殺」も、その時期を知っているだけで災難を避けやすくなりますし、いつになったら厳しい状態を抜けるか分かるだけでも全く気持ちが違います。

また、私の場合は「天中殺」の時に就職しましたので、その後、就職してから色々ありました。
おかげで自分の「天職」思える仕事に就けたのも「算命学」のおかげ、そして、結婚したのも「算命学」のおかげとも言えます。
「算命学」学ぶ前は結婚願望さえなかったのに。それは少しオーバーかもしれませんが、それまでの人生の中で謎だった事が、算命学のおかげで解けたのは確かです。

ですから、自分がもっと自分らしく、それを素直に受け止める事ができるようになりました。
そして、占い師として占う上での心得も算命学から、色々と学ばせていただきました。
もちろん、他の占いからも学ばせて貰っていますが、算命学を学んだからこその強みがあるのを実感しています。

例えば、価値観についてです。気持ちが優先する人がいれば、逆に物理的な物を優先する人がいます。
気持ちが優先する人にとっては「好き」と言われる事が一番重要で、逆に物理的な物を優先する人には「好き」と言われるよりも物理的な安定を求めるのです。
これを表すモノはそれぞれに5つのパーツがあり、それすべてが気持ちを表すパーツだけで5対0、4対1、3対2、2対3、1対4、0対5となり、棒グラフや円グラフを
イメージするとよいでしょう。3対2、2対3が多いですが、5対0や0対5の方もいらっしゃいます。
つまり0がある方の場合は0の部分を理解するセンサーが元々ない状態ですからそこをどんなに説明しても受付られないのです。
男性が女性を理解できない、女性が男性を理解できない感じでしょうか。
どちらかと言えば男性でも、女性の心を持った方、女性だけど、男性の心を持った方の方が理解できそうですね。

つまり、算命学で違う価値観の考え方を認識しやすくなりました。
タロットカードなどでも、こんな人とは占えますが、算命学ほどの情報に至るまでは、ボールペンで紙一面を塗るくらいの労力がかかりそうです。
そして、算命学を習った事で、元々、人の価値観は色々あると言う考えを基に占うようになりました。

そして、性質や性格が分かれば、その人に合った環境や逆に注意しなければいけない事も分かります。

ですから、私が暑さに著しく弱いのも、水が大好きなのも納得です。逆に私の夫は逆で寒さに弱く、金づちなのもです。
そして、社会や会社さらに対人関係も創立年月日や生年月日が分かれば分かってしまう便利な占いなのです。

それだけ便利な占いですから、習うとなれば確かに大変ですけれども私は元々落ちこぼれでしたから、少しでも分かり易く、効率よく活用しやすさを優先しています。
そして「算命学」で占う事により、不安や謎が解け本当の自分で素直に生きていける術であることを確信しています。

ABOUTこの記事をかいた人

飛鳥未明

占い歴35年、プロ歴17年、占いライター歴5年 Yahoo!占い トップとなった※的中唖然!同業者も頼る≪ホンモノ導師≫飛鳥未明◆運命創算術を監修し、「開運館E&E」上野マルイ、「ミラ・フォーチュン」東大島、谷中銀座「たまる」などで対面鑑定を、エキサイト電話占いで電話鑑定を行っています。