いよいよ2020年になりました。
令和になって初めての年末年始そして東京オリンピックとそれだけでイベントの多い年になりそうですが、せっかくですから、この2020年を私なりに占ってみようと思います。
前回のコラムにも出てきましたが、まず算命学です。
算命学では年の始まりは節分からになりますから2020年2月4日18:04からの今年を占ってみます。
まず、2020年を干支(かんし)で表すと庚子(かのえ・ね)となります。
庚は金の兄と言う意味を持ち、子は「ねずみ」と言われていますが、ねずみさんがチョロチョロしているのではなく、水の兄と言う意味を「子」と表しているのです。
つまり、金と水の勢いが盛んということになります。
ですから、水の勢いが強い、つまり水に対しての警戒が必要な年となります。
さらに、金は水を生むものと言う五行の考え方を足すと、ますます水の勢いが強くなります。
昨年も柔らかい土地に霧の水と出ましたが、今年はさらに水の勢いが増しそうです。
よって、昨年よりも水害に気を付ける必要がありそうです。
また水は、循環してその価値を高めるものでもあります。
同時に水は、じっと留まるものではありませんから、それだけで変化が多いとも取れます。
ですから、既にオリンピックだけではなく、いつもの年とは違う事も多くなります。
それが、良い方向なのか、悪い方向なのか、それぞれの人によって変わりますが、このように五行のバランスが極端の場合は、良いか悪いかも極端になります。
つまり、ものすごく発展する人もいれば、急に失速する人も出やすいということになります。
どちらにせよ、大きな変化がある人が増えると言えます。
そして、その変化の波に乗れるか乗れないかでその人の吉凶も大きく分かれます。
では、タロットカードで、さらに占ってみましょう。
ワンドの8【正位置】が出ました。
このタロットカードを見ると、8本の棒がお空を飛んでいる不思議な絵が描かれています。
ワンドのカードは、主に仕事や学業などを表します。
ですから、案件が手間をかけなくても勝手に動いてくれる状態です。
つまり、ここにある棒が、棒を欲しがっている人に自分で運ぶのではなく、棒が勝手に飛んで棒を欲しがっている人に届けられる状態です。
ですから、どんどんオートメーション化が進むとも読めます。
町の中でも自動○○機がさらに増えそうです。
この機械が増えれば、町の様子もさらに変わっていきます。
つまり、タロットカードは変化と勢いを示しているのです。
それでは、さらに周易でも占ってみましょう。
震為雷 四爻が出ました。
雷、大地も揺れる
雷は、とても騒がしい物ですから、とても騒がしい年になりそうです。
確かにオリンピックだけでも十分騒がしいですね。
もちろん雷が落ちている最中は賑やかですが、雷が収まれば、とても賑やかだったけれども、その後はそんな事があったとわからない程、静かになる。
つまり、オリンピックまでは非常に活発な状態ですが、オリンピックが終わると静かになる。
さらに四爻は周囲が陰に囲まれた陽ですから周りとは違って浮いてしまう状態となります。
ですから、この卦からもいつもとは違う年となりそうです。
以上、算命学とタロットカード、周易の3通りの方法で占いましたが、どの占いでも概ねの意味が似ている事に、お気づきでしょうか?
算命学は命術と呼ばれる占いで、タロットカードと周易は卜占と呼ばれる占いです。
ですから、占い方は、それぞれ異なりますが、それでも、2020年はどうか?と占えば多少、説明の仕方が変わる部分があっても全体の大まかな答えは同じような事を指しているのです。
そして、これは今回たまたまではなく、一つの占いたい事に違う方法で占っても、私の場合はいつも同じような結果が出ています。
これが占いの不思議な所でもありますが、これこそが占いの凄さとも感じています。
つまり2020年は、これらを総合するとオリンピックを初め、色々と活発で非常に賑やかになる年となりますが、オリンピックが終わると、とても静かになる年となります。
ですから、一年間の中で大きく変化をする激動の年となります。
さらに水の勢いが極端な為、水の災害に注意が必要です。
さらに雷が、そのまま出ていますから、雷そのものも多くなりそうです。
ですから、災害に対しての備えは最も重要で、その備えをした人と備えがない人とで天と地の差がでます。
もちろん、人生においても大きな変化がある人が、いつもより多い年となります。
いつもと違う経験を、どのように活かすかが鍵です。
つまり、変えるのをためらうと、すぐ腐ってしまいます。
ですから、環境が大きく変わる為、それに対してどんどん前向きに乗っていければ発展します。
逆にそれに抵抗し、止まろうとすれば摩擦が多くなり辛くなります。
2019年は平成から令和という変化の年でしたが
2020年はそれ以上の変化がある年になりそうです。
最後に
このコラムを読んでくださっている皆様の1年が
素晴らしく良い年になりますように心よりお祈り申し上げます。