平成から令和へと元号が変わりました。
せっかくですから、今回は令和がどんな時代となるか占いの世界から観てみることにしました。
普段の占いは個人を観ることが一般的でそれ以外は重要視されていないですが元々占いは国家の重要なことを検証するために用いられた方法なのです。
例えば、今年は豊作か凶作かと占い、そのような儀式やお祭りが各地に残っています。
先日、祭祀につかわれるお米を何処にするかを亀の甲羅で占う儀式が行われました。
このように占いは国そのものの規模を占うこともあるのです。
さて、実際にどんな時代になるか令和に改元された日を基に早速、検証してみます。
そして、比較しやすいように同時に平成も少しだけ振り返ってみます。
令和と平成の命式(命術で占うための元となる図式)を出すとなんと、平成は戌年か亥年が終わりの時期となり、さらに令和は時代のズレを表す暗示が出ています。
つまり、令和は今のご時世と、この制度の運用との矛盾や葛藤が最大のテーマとなります。
また、平成は発想や工夫に凝るのに対して、令和は自分という個性がどのように関わってくるかが大きな鍵となります。
そのため個人と集団や世代間の摩擦が起きやすく、さらに平成よりも競争社会の色が濃くなる傾向がみられます。建前が強くあっても派手さはなく、周辺諸国に振り回されるが、それによって現実的で保守的となります。
また、経験によるデータの共有がさらに進むため、やはりAIが非常に活用されることとなります。
そしてシニア世代はさらに多くなり、同時に結婚や出生率は下がり、少子高齢化は平成よりも進んできます。
さらに、平成よりも水の勢いが強いため、水害に対しての備えがもっともっと必要です。
特に今まで災害が無かった場所には要注意です。
では、周易ではどうでしょうか?
風雷益上爻が出ました。
風雷益そのものはますます増す、つまり追い風の時です。
確かにこれからオリンピックが開催されますから、その勢いはあります。
しかし、上爻の場合はその勢いが強すぎて、もうそのエネルギーも使い果たしたような状態です。
ですから、目の前のことや自分だけのことを考えていれば、人から見離されることになり、当たり前にあるものも失ってしまうこととなるのです。
つまり、オリンピックが終わってから、どのようにしていくかが大きな鍵となるのです。
せっかく良い機会を得てもそれに驕り高ぶると大変なこととなります。幸いにして日本にはたくさんの観光客が訪れ、日本人が気付かないところの良さを教えてくれています。
易で風と言えばブームに当たります。
つまり、令和は日本が世界に対して、とても目立つ、注目されるということとなります。
しかし、雷は突然と言う意味があり、一瞬、驚く、騒がしい割には何もないという意味もあり一時的に賑やかにはなるけれど、それも長くは続かないと意味合いもあります。
さらに雷ですから、突然起こる自然現象という意味もあり、やはり自然災害に注意が必要となります。
ただ、見方を変えるとそれに対する備えが、とにかく大事ともとれるのです。
確かにそれに対する備え自体も難しいとは出ていますが少しでも心がけるだけでも違うでしょう。
さらにタロットカードでも令和を占ってみましょう。
コインの9の逆位置、金銭的な問題があると出ています。
原因はコインの2の正位置、過去の無駄遣いとなります。
消費税の増税が計画されていますが、棒の10のカードで負担が重すぎて動けないとでています。
では、解決策はあるのか?と見ると、剣の王様のカード、つまり大胆な実力者とでています。
剣は文明の力で作られたものでもあり、知性とそれを動かすスキルが求められるものでもあります。
ですから高い専門的な知識、さらにそれを使いこなせる経験と自信に基づくリーダーシップとなります。
このカードが逆位置ならのピリピリとしたストレスが強い暴君となりますが、幸い正位置ですから、高い専門的なスキルを持った方が活躍することが鍵となります。
では、日常的な注意事項は、棒の女王様が逆さまですから目の前の利益のみを求め過ぎて傲慢で自分勝手な行動となります。
具体的に言えば、街中で困っている人に無関心、または交通ルールが守れないなど自己中心的な行動は社会の秩序を乱すだけではなく、僻みや妬みを生みやすいことに繋がります。
つまり、ちょっとした周囲の親切が心に響き、その経験から社会に対して優しくなれる人を育成できる環境づくりが、この令和の時代の課題と言えるでしょう。
今回は令和の時代を算命学開運術、周易、タロットカードで占いましたが出てくる角度は異なりますが、概ね、災難、お金、周囲との係わりが鍵となっています。
日頃、相手を思いやる行動ができれば、いざ災害の時にも協力し合えますが、いつも他人のことを顧みず自分のことしか考えられなければ、自分の首をさらに絞めてしまうのです。
令和の時代、色々な技術でより広い知識や経験を得られますから、その広い視野に基づきより広い心で向き合うことが、令和の時代がより発展することに繋がることを占って痛感しました。